●欠乏症●
亜鉛欠乏症になると、食欲不振、成長の遅れ、性的成熟の遅れ、性腺機能低下症と低精子、脱毛症、免疫障害、皮膚炎、夜盲症、味覚障害(味覚鈍麻)および創傷治癒の障害などの症状が現れます。
●味覚異常●
亜鉛が不足すると、味覚が鈍化して濃い味しかわからなくなったり、甘さを苦く感じたり、味をまったく感じなくなったりする症状がみられます。日本では若い世代を中心に多くの味覚障害患者が発生しているといわれています。若い世代にあらわれている味覚障害の多くは、ファーストフードやインスタント食品中心の食生活やダイエットによる亜鉛不足が原因といわれています。
●アトピー皮膚炎●
アトピー性皮膚炎の人は、皮膚が損傷すると痒くなって掻き、さらに皮膚に傷がつくという悪循環が起き、亜鉛を大量に消費されてしまいます。また、受験や就職、転勤など、さまざまなストレスによってアトピー性皮膚炎が悪化することが知られていますが、その背 的なストレスを受けた時、それに耐えるために体内での亜鉛の消費量が増えてしまうのです。つまり、精神的なストレスを受けると、体内の亜鉛の消費が加速され、亜鉛不足になって皮膚炎が悪化する、ということになってしまうのです。
●亜鉛過剰摂取●
通常の食生活を行っていれば過剰になることはありませんが、亜鉛メッキ容器に入った酸性の食物や飲料などを摂取することによって過剰が起こり、嘔吐や下痢などの症状を起こします。ほかの症状としては、めまい感、貧血、発熱、痛風、体重減少などがみられます。
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