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多くの酵素、特に糖質の代謝を活発にし、心臓の緊張緩和など
体の機能を維持するのに欠かせないミネラル
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マグネシウムは、体の機能を維持するのに欠かせないミネラルで、カルシウムとのバランスが重要ですが、マグネシウムの体内量は極わずかなため、マグネシウム不足により、すぐにバランスが崩れてしまいます。
また、ビタミンB1を保持する働きや、蛋白質の合成を助ける働きもあり、疲労回復の手助けをします。
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| ■マグネシウムとは |
マグネシウムは、心筋の収縮を正常にし、狭心症、心筋梗塞、脳卒中を予防、筋肉痛の緩和、イライラを解消、骨や歯を丈夫にするなどの働きがあります。
しかし、ストレス(過労、睡眠不足、過度の緊張)の増加、そのストレス解消のためのアルコールの多飲などにより、マグネシウムの排泄を促進させることになり、ますますマグネシウムが不足しやすい環境になっています。
マグネシウムは、神経や筋肉の働きにも不可欠で、血糖をエネルギーに変える際にも使われます。さらに現代病のストレス解消に重要な役割を果たすといわれています。
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| ■マグネシウムとカルシウムの関係 |
マグネシウムはカルシウムとのバランスがとても大切でこの2つのミネラルは互いに作用しあって、神経や筋肉に影響を与えています。筋肉の収縮は筋肉細胞の中にカルシウムが入ることによって起こります。マグネシウムはその筋肉細胞に入るカルシウム量の調整を行いますマグネシウムが不足してカルシウムの調節がうまくいかないと筋肉の収縮がスムーズにいかず、痙攣やふるえなどの原因になります。血管壁にある筋肉で痙攣が起きると狭心症や心筋梗塞になります。
また、この2つのミネラルは骨を形成する上でも大切な栄養素で、カルシウム摂取が多くてもマグネシウム摂取量が少ないと、カルシウムが体内に吸収されず、骨粗鬆症の原因になります。マグネシウムは骨を正常に代謝させる働きがあり、これが不足すると骨を正常な状態で作る事が出来ず、骨がもろくなってしまいます。骨粗しょう症の予防にはマグネシウムの摂取が欠かせません。
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| ■マグネシウム過剰摂取・欠乏による人体への影響 |
マグネシウムが欠乏するのに伴って「カルシウム代謝」が乱れ、細胞内に水を吸い込み膨れた状態(細胞浮腫)になりこれが疲れやだるさとして感じたり、顔や手足のむくみとして現れます。
また、マグネシウム不足で最も恐いのは身体の中で生化学反応が円滑に進まない事で、カルシウムが血管や内臓等の軟組織に沈着し続け血管が痙攣性の収縮を起こし血液の流れがストップする症状が起きます。心臓付近の場合は「心筋梗塞」、脳で起これば「脳梗塞」になるのです。これは、動脈硬化の進んでいない若者にも起こり運動中や過労による突然死には、このマグネシウム不足が関係していると言われています。また、興奮しやすくイライラしたり、精神的に不安定になることもあります。
アルコ−ルを大量に摂取すると、体内の血中濃度が上昇し、尿中のマグネシウム排泄量が増加します。こうなると尿と一緒にマグネシウムが体外に多量に放出されてしまい、マグネシウム不足が起きます。飲酒の際にはマグネシウムを豊富に含む、豆類、海草類、緑黄色野菜を一緒に食べるようにしたいものです。
マグネシウムを多く含む食品には、ヒジキ、ワカメ、昆布などの海藻類やアーモンド、ゴマ、落花生などがありますが、現代は、精製加工された食品が氾濫しており、精製加工によりマグネシウムをはじめとするミネラル、ビタミン、食物繊維などが減少しており、マグネシウムを食品から摂取することが難しくなっています。
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過剰摂取による
健康障害 |
ネフローゼ、副甲状腺機能亢進、精神障害、副腎機能低下 |
欠乏による
健康障害 |
易疲労感、衰弱感、不整脈、無気力感、神経過敏、手足の震え、高血圧症、糖尿病、高脂血症、慢性心循環器疾患、心臓の発育不全 |
多く含まれる
食品 |
玄米、そば、牡蠣、干しえび、豆腐、納豆、昆布、ひじき、アーモンド、バナナ、ココア |
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| ■マグネシウム摂取量 |
厚生労働省「第6次改定日本人の栄養所要量」(平成11年6月28日改定)では、マグネシウムは成長期で240mg、30〜49歳で320mgと増加しています。青年期以後、ストレスやアルコールの摂取、過労、睡眠不足などによって身体からマグネシウムが失われやすいため、常にマグネシウムの補給が必要です。
また、平成14年国民栄養調査では、1日のマグネシウム摂取量は、15歳〜59歳までの摂取量をみてもすべて、第6次改定のマグネシウム摂取基準より下回っていることがわかります。
肉食や外食、ファーストフードなどで食品内容が偏りがちな現代では、普段の食生活から自然に必要量を摂取するのは難しいことですが、まず食生活を出来る限り、精製加工されていない自然に近い食品(含有量の多いひじきなどの海藻類、また胡麻など)を毎日の食生活に取り入れるようにしましょう。
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●マグネシウム摂取基準●
年 齢
(歳) |
所要量(mg) |
許容上限摂取量
(mg) |
男 |
女 |
0〜 (月) |
25(男女共) |
- |
6〜 (月) |
30(男女共) |
- |
1〜2 |
60(男女共) |
130 |
3〜5 |
80(男女共) |
200 |
6〜8 |
120 |
120 |
250 |
9〜11 |
170 |
170 |
500 |
12〜14 |
240 |
220 |
600 |
15〜17 |
290 |
250 |
650 |
18〜29 |
310 |
250 |
700 |
30〜49 |
320 |
260 |
700 |
50〜69 |
300 |
260 |
650 |
70以上 |
280 |
240 |
650 |
妊婦 |
+35 |
700 |
授乳婦 |
+0 |
700 |
(厚生労働省『第6次改定日本人の栄養所要量』より)
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●1日のマグネシウム摂取量●
年齢 |
15〜19歳 |
20〜29歳 |
30〜39歳 |
40〜49歳 |
50〜59歳 |
男性 |
265r |
245r |
255r |
281r |
299r |
女性 |
213r |
217r |
228r |
249r |
275r |
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